価値を決めてもらう喜び『Priceless Market』
どうも、しまむです
前回の記事では『Priceless Market』というイベントについて紹介させてもらいました
そして今回は、、、
8/2に行われたこのイベントでぼくがあるチャレンジをしていたのですが
それを通して感じた極私的な思いをシェアしたいと思います
この『Priceless Market』というイベント
前回の記事にも書いたように「お客さん自身が商品の値段を決める」イベントです
ぼくは1年半ほど位、毎月出店しています。飲食ブースとして
ただ、8月2日に行われた今回、前回を除いては全て値をつけて出店していました(もともとの原価が高いなどの理由で)
前回が初めての「プライスレス」でした
初めての「プライス」だったので気合を入れてお寿司を握ったのですが、思うように売り上げが上がらず
普段を大きく下回る、散々な結果でした
この結果を通して色々とできてないことについて、数々のダメだしをいただきまして、、、(笑)
8月2日のイベントではノルマをつけることに。
「前回の2倍の売り上げ、もしダメだったら一生屋台で働く」
まさかの一生涯の罰ゲーム付きです
売上額は、値をつけて出店したこれまででも到達しなっかた金額(笑)
まさに決死の挑戦。
当日まではとにかく綿密に作戦を練りました
集客や提供する商品はもちろん他のスッタフにも宣伝を手伝ってもらったり
いままで力を入れてこなかったお持ち帰りや営業が終わってからのデリバリーもすることに
考えうる出来ることはすべてやろうと
そして迎えた当日
料理は前回と同じお寿司で臨みました
もちろん仕入れも張り切りました
ちゃんと人が来てくれるかどうか、かなり心配でしたが
もうやるしかない状態です(笑)
蓋を開けてみると、とにかく、てんやわんや
来てくれると信じてはいましたが、声をかけた方のほとんどが来てくれたと思います
(泣きついたのもかなりあると思う笑)
提供するまでにかなり待たせてしまった方も多くて、かなり反省しています
それでも笑顔で「いつでもいいから !」と言ってくれる方ばかりで、、、
昼から夜までほとんど休むことなく作り続けたと思います
本当にありがたい
お寿司はもちろんのこと前回はなかった海鮮丼やお持ち帰りも
仕込んでいた70人前は全て売り切れました
そして、最後のデリバリーまで無事お届けさせていただきました
結果として売上額は前回の約3倍でした。
本当に本当に感謝しかなかったです
いい友人といったら軽く聞こえそうだけど、いい友人に恵まれました
「何かあったら声がかかる」ぼくもそういう人でいたいと思います
経験もまだまだ浅いと思う
拙いところばかりだと思う
そのぼくのお寿司を「美味しい」といって食べてくださるだけで、胸がいっぱいです
ぼくはいわゆる 「職人」 ではない
この先何十年包丁を握り続ける、そんなことはないと思う
残念ながら、まだまだ行ってみたい世界や、見てみたい景色、やりたいことがある
でもこの瞬間は寿司を握っていて、食べてくれる人がいる
ただただ、必死に、喜んでもらうため、美味しいものをつくるし、気を配るし、考える
その気概がプロというものだと思う
今回のノルマ、この「プライスレス」、お客さんに値をつけてもらうイベントを通して今までの意識の未熟さを存分に知れました
どうやって喜んでもらおうかと考えることで
価値が分からないんだったら食べてもらわなくていいと思う生意気な自分から少し卒業できたと思います
このイベントには普段感じることのない「価値を決めてもらう喜び」「価値を決める楽しみ」があります。
この『Priceless Market』 出店者は随時募集しています
何かやりたいことがある人、何か目指している人がいたらぜひ一緒にやりましょう!
次の開催が待ち遠しい限りですが、只今コロナウイルスの影響により次回の開催日が未定です
開催の目処が立ち次第SNSなどで宣伝させていただきます
今後とも『Priceless Market』をよろしくお願いします!!
まだ遊びに来たことのない方はぜひおいでください
ではまた!